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健康寿命について | |||||||
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いい人生をおくるためには、寝たきりや病気の期間が短いことは重要なことと考えます。最近、「平均健康寿命」という“ものさし”が使われるようになっているのも、この考えにもとづいています。平均寿命から病気や寝たきりの期間を差し引き、平均して何歳まで元気で暮らせるか正味の健康な期間を示したのが平均健康寿命です。これによると日本が世界一で、74.5歳(男性71.9歳、女性77.2歳)です。しかし、日本人の平均寿命(男性78.1歳、女性84.9歳)と平均健康寿命を比べてみると、6-8年間の差があります。健康寿命は世界一だけれど、病気か寝たきりの日々が6年以上というのは長すぎます。 |
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高齢化社会の課題は、健康寿命をいかに平均寿命に近づけるかにかかっています。その大きな障害になっているのが、心臓病(虚血性心疾患、心不全、不整脈など)、脳卒中、そしてがんです。 |
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しかし、心臓病あるいは循環器疾患は食生活、運動、禁煙といった生活習慣の改善と高血圧、高脂血症、糖尿病などの治療よって予防できます。発病後もライフスタイルの改善と危険因子の治療が大きな柱となります。循環器病の知識を身につけ、いかに健康的なライフスタイルを実践するか・・・。それを地域の方々と一緒に考えながら、仕事をしていきたいと考えています。 | ||||||
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運動をしましょう | |||||||
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運動をすることにより健康を増進することができます。運動は継続しないと、効果がありません。運動により1)高血圧・高脂血症の改善、 2)インスリン感受性の改善( 糖尿病になりにくい )、 3)心肺機能・筋力の増強 4)爽快感・ストレス解消・活動的気分になる、などの効果があります。 | ||||||
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日常生活で運動量が少ない人は、運動量が多い人に比べて心疾患や脳梗塞になりやすくなります。高血圧や糖尿病などの疾患があるかどうかにもよりますが、数倍以上の危険率になる場合もあります。“運動するように”とはよく言われることですが、日ごろから体を動かすようにこころがけましょう。 | ||||||
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しかし、“運動をしていいのかどうか分からない”“運動することに自信がない”どんな運動をしたらよいのか分からない“方がいらっしゃるように思います。そういった方はご相談下さい。運動をすることに不安のある方は心電図、血圧、心拍数を監視しながらトレッドミル(ベルトコンベアのような歩く装置)を試してみる(歩いてみる)のも病気の評価や自信をつける上でよいと思います。 | ||||||
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運動するポイントとして | ||||||
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などをお勧めしています。また、定期的にエクササイズ・クラブに通うことはよいことだと思います。週に3回以上の運動をするために、上手に組み込んでいくことを考えてください。 | |||||||
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”血液さらさら”について | |||||||
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”血液さらさら”という言葉が、いろんなところで使われています。 心筋梗塞や脳梗塞にならない血液という意味で使われているようです。 心筋梗塞や脳梗塞は血管の中で血液が固まってしまう病気です。 |
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血管がつまるのは、 (1)血管に動脈硬化という血液が固まりやすい素地ができ、 (2)そこで血液が凝固するためです。 |
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(1)動脈硬化は加齢、高血圧、高脂血症、糖尿病(肥満)、喫煙などによって生じます。危険因子といいます。危険因子をたくさんもっている方はそれだけ動脈硬化をきたしやすく、しっかりとした治療が必要になってきます。危険因子の治療が、心筋梗塞や脳梗塞の予防として最も重要です。 | |||||||
(2)血管内で血液が凝固しないようにする治療があります。この治療は動脈硬化の程度が強かったり、危険因子をたくさんもっている方に行います。血液は凝固しにくくなりますが、補助的な治療です。 | |||||||
”血液さらさら”は分かりやすい言葉ですが、あまり気にする必要はないと思います。血液のさらさら(動脈硬化になりにくく、血液が固まりにくい)を科学的に判定することは現在のところ難しいようです。血液さらさらが大事なのではなく、血管に生じる動脈硬化をいかに予防するかが重要なのです。 | |||||||
心血管疾患を予防するには、高血圧、高脂血症、糖尿病(肥満)の治療や禁煙が最も重要であることを忘れないで下さい。 | |||||||
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グレープフルーツと薬の飲み合わせ | |||||||
高血圧の治療によく使われるカルシウム拮抗薬をグレープフルーツジュース(或いは果実)と一緒に服用すると薬の作用が強くでてしまうことがあります | |||||||
カルシウム拮抗薬を服用している方はグレープフルーツジュース(果実も含めて)の飲用を避けて下さい。 | |||||||
また、高脂血症の治療によく用いられるスタチン系薬剤もグレープフルーツジュースと一緒に服用すると、薬の作用が強くでることがあります。 | |||||||
スタチン系薬剤という高脂血症の薬を服用している方はグレープフルーツジュース(果実も含めて)の飲用を避けて下さい。 | |||||||
グレープフルーツジュースに含まれる成分が、薬を消化管から吸収されやすくします。そのため血液中の薬の量が多くなり、普段より利きがよくなってしまうようです。 グレープフルーツを飲んでから10時間たって、薬を服用した場合でも、薬の効果が強くでることがあります。 |
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− バファリン と ワーファリン − | |||||||
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バファリンとワーファリンは言葉が似ていて、いずれも血液をさらさらにする作用を持っているためよく混同されます。
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バファリン(一般名:アスピリン)は血液中の血小板という止血のときに働く血球の働きを抑えて、血液をさらさらにします。 | ||||||
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ワーファリンはビタミンKの働きを抑えて、血液をさらさらにします(ビタミンKが必要な凝固因子を抑制します)。 | ||||||
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バファリン(バファリン81mgやバイアスピリン)を服用していても、特に食べ物に注意することはありません。 | ||||||
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ワーファリンは納豆やクロレラなどのビタミンKをたくさん含むものを食べると、効き目が弱くなります。ワーファリンを服用している人は納豆やクロレラは摂らないようにして下さい。 | ||||||
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血液をさらさらにすると手術のときなど血が止まりにくくなります。手術前(抜歯なども)にバファリンは7日間、ワーファリンは3〜5日ぐらいの休薬が必要になります。しかし、病気の状態によっては休薬しないで手術したほうがよい場合もあります。 | ||||||
* ”血液をさらさらにします”という言葉はいろいろな意味で使われています。血管や心臓内で血液が固まらないようにする(血栓を直接予防する)、あるいは血液内のコレステロールや中性脂肪などを下げて動脈硬化を予防する(ひいては血栓を予防する)という意味などで使われています。ここでは前者として使っています。 | |||||||
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7月1日から当クリニックがニコチン依存症指導認定施設となりました。(ニコチンパッチが保険適応となり経済的な負担が減ります。) 8月12日(土)〜8月15日(火)までお盆休みとなります。ご了承下さい。 暑い季節になりました。薄着になることも多くなると思いますが、 紫外線や虫刺されなど薄着になることで肌への負担が多くなります。 日焼け止めや虫除けスプレーなどを携帯しこれからに備えましょう。 |
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運動に適した季節が到来しました。運動の際には、 ★ 日よけの帽子 ★ 水かお茶( ペットボトルにでも入れて あまり重くならないように ) ★ あれば携帯電話 ★ 狭心症の発作の経験がある方 :: ニトロール ★ 糖尿病の方 : ブドウ糖かペットシュガー を持ってでかけましょう。 スポーツ飲料は、意外と糖分が入っており、カロリーがあります。 たくさん汗をかいた時に、適した飲料ではありますが、散歩等の普段の運動後であれば、水で十分です。 |
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